ベンチマーク · reasoning

ZebraLogic

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ZebraLogic は、プログラムで自動生成される論理グリッドパズル(「アインシュタイン」/「ゼブラ」パズル)から成る推論ベンチマークで、LLM の制約充足と演繹推論の能力を測る。主要指標はパズル単位の正解率、すなわち完全に正しく解けたパズルの割合(セル単位の正解率はより細かい補助指標)。

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典型的な問題では、一列に並んだ N 軒の家と複数の属性カテゴリ(例:ペット、飲み物、色)が与えられ、各カテゴリに N 個の異なる値があり、加えて自然言語のヒント一覧が付く。モデルは、すべてのヒントを満たす唯一の割り当て(各値を各家へ)を導き出さなければならない。
採点方法
指標は2つ。パズル単位(完全一致)正解率=モデルがグリッド全体を正しく埋めたパズルの割合。セル単位正解率=正しく割り当てられた個々の「家―属性」セルの割合。パズルはグリッドサイズ/探索空間の大きさで分類され、正解率が複雑さとともにどう変化するかを示す。
検証方法
各パズルは制約ソルバーで生成されるため、妥当な解がちょうど1つだけ存在する。モデルの構造化出力(グリッド全体)を正解とセルごとに突き合わせる。すべてのセルが一致した場合にのみパズルは正解と数え、パズル単位では部分点はない。
重要な理由
論理グリッドパズルは、暗記やパターン照合では通用しない多段階かつ体系的な演繹を要し、手続き的に生成されるため学習データへ漏れにくい。ZebraLogic は「複雑さの呪い」を露わにする——探索空間が大きくなるほど正解率が急落する——ため、真の推論力と、推論時の思考(思考連鎖/より多くの計算)が実際にどれだけ役立つかを測る明快なプローブとなる。
解説付きの例
課題
一列に3軒の家があり、左端の1から右端の3まで番号が付く。各家は異なるペット(ネコ、イヌ、トリ)と異なる飲み物(お茶、水、牛乳)を持つ。 ヒント: 1. 家1はネコを飼っている。 2. ネコの飼い主はお茶を飲む。 3. イヌの飼い主はトリの飼い主のすぐ左に住む。 4. トリの飼い主は牛乳を飲む。 5. 家2では水を飲む。 各家のペットと飲み物を特定せよ。
解答
- ヒント1:家1=ネコ。ヒント3:イヌはトリのすぐ左なので、(イヌ, トリ)が家(2, 3)を占める——家1はすでにネコ。→ 家2=イヌ、家3=トリ。 - ヒント2:ネコの飼い主(家1)はお茶。ヒント4:トリの飼い主(家3)は牛乳。ヒント5:家2は水。 - 最終:家1=ネコ、お茶;家2=イヌ、水;家3=トリ、牛乳。
解説
ヒントが連鎖して唯一の必然的な割り当てに至るため、解は一意——まさに生成器が保証する性質である。採点はグリッド全体をソルバーの正解と完全一致で照合する:ここでは6つの「家―属性」セルすべてが正しいので、パズルは正解と数えられる。

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