Z.aiはGLM-5.3-Flashを正式にリリースし、以前プレビューされていた「Ox Alpha」モデルがその公開名称であることを明らかにした。このモデルは総パラメータ数3200億、アクティブパラメータ180億、100万トークンのコンテキストウィンドウ、およびネイティブなマルチモーダル機能を備えている。

  • MITライセンスの下でリリースされ、Hugging Face上のウェイト、API、チャット、コーディングプランを通じて利用可能。
  • Z.aiは、あらゆる努力レベルにおいてGLM-5.2を上回り、コーディングベンチマークではClaude Opus 4.8と同等のパフォーマンスを発揮すると主張している。
  • Artificial Analysisによると、インテリジェンス指数スコアは57で、GPT-5.6 TerraやMuse Spark 1.2と並ぶが、大幅に低コストである。
  • アーキテクチャにはKimi Linearスタイルのハイブリッド注意機構、DeepSeek V4スタイルの残差パスを採用し、中国製AIチップのみで動作する。
  • CoreWeaveやBasetenから早期のインフラストラクチャサポートが得られ、リリース直後にプロンプトテンプレートの修正が発表された。

今回のリリースにより、GLM-5.3-Flashはコード生成およびエージェントタスクにおいて価格競争力のある選択肢として位置づけられているが、独立した評価では、推論性能に比べ広範な事実知識の精度がやや劣る可能性があることが示唆されている。