DeepSeekは、ネイティブなマルチモーダル視覚理解機能を備えた新アーキテクチャシリーズの最小型モデルであるDeepSeek V4.1 Flashを正式にリリースした。因果的エンコーダ・デコーダ設計に基づき、入力側で8Bパラメータ、出力側で16Bパラメータのみを活性化させる552BパラメータのMixture of Experts (MoE)モデルである。

  • 非対称アーキテクチャにより、同規模の既存モデルと比較して推論コストが大幅に削減される。
  • KVキャッシュ圧縮により、HBM要件が前世代の1/4、SSD要件が1/8となり、エージェント型タスクのコストを低減する。
  • ベンチマークテストでは、V4.1 FlashがDeepSeek V4 Proを含むフラッグシップモデルの知能レベルを上回ることを示した。
  • 本モデルは現在「deepseek-flash」という名前でDeepSeek API上で稼働しており、旧版のV4 Flashバリアントは一時的にこちらにルーティングされる。
  • 価格体系がピーク/オフピークレートで調整され、2026年9月14日以降は「deepseek-v4-pro」へのリクエストがV4.1 Flashにルーティングされる。

新アーキテクチャは、より高い能力の上限、高速な推論、高いスループット、大規模パラメータモデルへの拡張性を実現し、低コストでより多くのユーザーに対応することを目指している。