Cohereは、Cohere LabsおよびRWSと共同開発したオープンウェイトのスパースMixture-of-Experts (MoE) 機械翻訳モデル「North Small Translate」をリリースしました。このモデルは50言語をサポートし、WMT26ベンチマークで全言語において83.6のスコアを獲得しています。

  • アーキテクチャ: 128エクスパートを持つデコーダー専用スパースMoE Transformerを採用し、総パラメータ数は218B、トークンあたりのアクティブパラメータ数は25Bです。
  • ベンチマーク: 総合スコアは83.6で、エージェント型マルチパスモードでは84.36を記録し、DeepL NextGen (81.37) やGoogle Translate (68.20) を上回っています。
  • パフォーマンス: 低同時実行時で秒間112出力トークンを達成し、長文ドキュメントにも効果的に対応し、2つの書籍章で48.9のスコアを獲得しています。
  • デプロイメント: CohereのAPIを通じて提供され、レート制限まで無料です。NVIDIA B200およびH100ハードウェア向けに最適化されたBF16、FP8、NVFP4 W4A16チェックポイントを含むセルフホスティングオプションも利用可能です。

このモデルは、正確なグローバルコミュニケーション能力を必要とする組織にとって、コスト効率が高く高スループットな代替手段として位置づけられています。